石川県民として。

お友達のブログを見ていて、むくむくと石川を愛する気持ちが高まってきたのでここらでひとつ石川を偏った見方からご紹介。

金沢城は石垣の博物館！
切り込みハギ積みが、彩度は低いですがモザイク画のようで美しいです。石垣に使われている「戸室石」という名前も素敵。柴舟小出の戸室というお菓子が大好きです。バレンタインに配るくらい。
皇居東御苑の天守閣跡の石垣も加賀藩の仕事なので、石垣が好きな方は是非御覧下さい･･･

○石川三文豪のひとり、室生犀星。
名前に犀の字が入っているところが好きです。私は活字によわいものですから、作品はそんなに読んでおりませんが、この方が育ったという真言宗寺院の雨宝院を訪ねたところ、犀川のほとりの雰囲気が良いところにあったものですから、ニュータウン育ちの身としては少し羨ましく思ったものでした。

○石川近代文学館について。
展示内容もなかなか良いですし、なにより建物が明治二十四年竣工の旧第四高等学校であるので、明治期における近代建築を好む方にはおすすめです。階段の手摺だとか、廊下の照明だとか、細部に至るまで素敵なのです。

○千代女のこと。
地元で知らない人間はいない、加賀国松任にうまれた俳人。彼女がいたおかげで市が俳諧に熱心で、市内のバス停や駅付近には何の脈絡もなく「俳句ポスト」が設置されています。渋い･･･明治時代、松任を訪ねた人が日記に記しているそうなので、昔から有名であったらしいです。

今日も脈絡がなく申し訳ないですが、分けるのが面倒なので以下は日記。

雨が降るか降らないか判らなかったので、必ず晴れるの精神でもって傘を持たずに出発。雨は降らなかったものの、一日中寒かったです。今朝はやく地震があったので、今日はその話ばかりしていました。話題が少ない人間でごめんなさい。